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つぶやきくんIGInfectious Gastroentetis
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つぶやきくんIGの紹介
「ツイッター」に投稿された発言から、「感染性胃腸炎(IG:Infectious Gastroenteritis)」に関係するつぶやきだけを抽出して解析する ことで、都道府県ごとの推定患者数を表示するシステムを開発しました。 ソーシャルコンピューティング研究室ではこのデータを「つぶやきくんIG」と名付け、ここに一般公開しています。つぶやきくんIGのリーフレット
つぶやきくんIGの技術的特徴
GPS情報による位置特定
医療現場(東京大学・内科学会)で得られたテキストから、病名・症状に関する語を抽出している
自然言語処理技術を応用
ソーシャル・コンピューティング研究室が開発した自然言語理処理技術と機械学習により、「感染性胃腸炎」に関係のある 症状のつぶやきのみを抽出している.
詳細な分析に基づき感染症流行の実態を反映
群馬県庁衛生環境研究所の報告による「感染性胃腸炎」の患者数と 陽性のつぶやき数を症状別に線形回帰し,正の相関が高かった3つの症状( 「悪心」「下痢」「寒気」)を特定し、さらにそれらに重み付け処理を実施しています。
つぶやきくんIGの実績
(流行が感知できた事例)
■2017年2月19日:東京都で発生したノロウイルスによる感染性胃腸炎
(流行が感知できなかった事例)
■2017年6月23日:熊本県で発生したノロウイルスによる感染性胃腸炎
つぶやきくんIGの応用例
MHLW
厚生労働科学研究費補助金,
2017年〜2019年,
「小児領域の医薬品の適正使用推進のための人工知能を用いた医療情報データベースの利活用に関する研究」(研究代表者:栗山猛,研究分担者:荒牧英治)
AMED
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED),
2016年〜2017年,
「人工知能による総合診療診断支援システムの開発」
(研究代表者:永井良三,研究分担者:荒牧英治)
AMED
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED),
2016年〜2019年,
「医用知能情報システム基盤の研究開発」
(研究代表者:大江和彦,研究分担者:荒牧英治)
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